九蓮宝燈(チューレンポートー)とは、麻雀における役満の1種で難易度が高い役として有名です。
この上を行くのが純正九蓮宝燈であり、待ち数は脅威の9面張。

この画像の形でテンパイすることで、9面張を実現することができます。
※難易度は激高で、今までテンパイすらしたことありませんが…
麻雀打ちなら、一生に一度は上がってみたい役の一つですが何故9面張を実現できるのか。
このロジックは麻雀の多面張待ちでも重要な考えになるので、覚えておくと多面張への理解も深まります。
そもそも(純正)九蓮宝燈って何?
門前(メンゼン)であることと、1・9の数牌を3枚ずつという非常に厳しいハードルを構えているのが九蓮宝燈の特徴です。
例えば、下のような画像の形が普通の九蓮宝燈の形になります。

上の手牌だと、「二萬」をツモったりロンすると清一色に成り下がります。
その上を行く純正九蓮宝燈は、9面張かつテンパイ時点で九蓮宝燈が確定している形になります。

上がり牌は1~9の萬子全てです。
故に、どの牌で上がっても九蓮宝燈が確定し、ルールによってはW役満扱いになります。
では、何故純正九蓮宝燈は9面張になるのか?そのロジックを紐解いていきます。
一萬をツモorロンしたら

雀頭は「九萬」で、「4・5・6」「7・8・9」の順子の構成が見えます。
残っている「2・3」の待ちが「1・4」になるため、「一萬」でも上がりというのが分かります。
ちなみに、九蓮宝燈をテンパイしていない状態で「一萬」をカン→テンパイした場合どうなるか?
待ちは「2・4・5・7・8」の5面張になります。
順子のスライド等をすると、待ちは見えてきます。
七萬が待ちに見える見え方

雀頭を「九萬」にして順子を見て見ると、「七萬」が浮かびます。
五萬が待ちに見える見え方

この場合は雀頭が不在の見え方。順子と暗刻を除くと「五萬」も見えてきます。
二萬が待ちに見える見え方

こちらも雀頭不在の見え方。順子をスライドすると、「二萬」も見えてきます。
一萬・四萬が待ちに見える見え方

更に順子をスライドすると、「一萬・四萬」も見えてきます。
ただし、一萬はカンで消えているため実質「四萬」のみです。
八萬が待ちに見える見え方

更に更に順子をスライドすると、雀頭不在の「八萬」も見えてきます。
二萬をツモorロンしたら

暗刻、順子を除いていってみると、雀頭の「二萬」のみ残る形が浮かび上がります。
よって、「二萬」も上がり牌となります。
三萬をツモorロンしたら

雀頭を「一萬」とし、順子と暗刻を除いてみると、「4・5」が浮きます。
よって、「三萬」も上がり牌であることが分かります。
四萬をツモorロンしたら

雀頭を「九萬」とし、順子と暗刻を除いてみると、「2・3」が浮きます。
よって、「四萬」も上がり牌であることが分かります。
五萬をツモorロンしたら

順子と暗刻を除いてみると、「5」が浮きます。
「五萬」を雀頭と見ることで、上がり牌であることが分かります。
六萬をツモorロンしたら

「三萬をツモorロンしたら」と同様に、「六萬」も上がり牌であることが分かります
七萬をツモorロンしたら

雀頭を「九萬」とし、順子と暗刻を除いてみると、「8・9」のペンチャンが浮きます。
よって、「七萬」も上がり牌であることが分かります。
八萬をツモorロンしたら

順子と暗刻を除いてみると、「8」が浮きます。
「八萬」を雀頭と見ることで、上がり牌であることが分かります。
九萬をツモorロンしたら

雀頭は「一萬」で、「1・2・3」「4・5・6」「7・8・9」の順子の構成が見えます。
残っている「九萬」が暗刻となるためため、「九萬」でも上がりというのが分かります。
ちなみに、九蓮宝燈をテンパイしていない状態で「九萬」をカン→テンパイした場合どうなるか?
待ちは「2・3・6・7・8」の5面張になります。
順子のスライド等をすると、待ちは見えてきます。
二萬・五萬が待ちに見える見え方

ノベタンの形で、「二萬」と「五萬」が浮いて見えますね。
五萬・八萬が待ちに見える見え方

こちらもノベタンの形で、「五萬」と「八萬」が浮いて見えますね。
六萬が待ちに見える見え方

両面の「六萬」、「九萬」の待ちですが、「九萬」はカンしているため、実質「六萬」が待ちに見える形です。
三萬・六萬が待ちに見える見え方

雀頭を「一萬」として順子を除いてみると、「4・5」も浮いて見えるため、「三萬」「六萬」も待ちになることが分かります。
一萬と九萬をカンしたらどうなるか?
結論から言うと、「2・5・8」の3面張になります。
順子を順番にスライドしていくと見えてきますが、カンするほど待ちが減るので終盤でない限りはあまりオススメできないことが分かります。
八萬が待ちに見える見え方

五萬が待ちに見える見え方

二萬が待ちに見える見え方

九蓮宝燈はロマンの塊、テンパイは至難の業
書いてても思いますが、九蓮宝燈はロマン役であり、テンパイ自体も非常に厳しいです。
1・9の数牌が寄って、なおかつ、同じ種類の牌が手牌にないと目指すことすらできません。
鳴きは許されず、暗槓はOKだけどカンすると待ちが減っていくという…。
ただ、いつの日かテンパイに到達する日が来るかもしれないので、事前に待ちとなる形は覚えておくことで、上がれる日がくるかもしれません。

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